ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

いつも詰めが甘いの対策は?

破壊されたソースを修正し、綿密なテストケースに沿ってテストした。つもりだったのだが、そもそも今回の事象は高負荷時に起こったことであるという前提をすっかり忘れていたため、負荷テストの観点が足りず、再障害に。
それにしてもうかつだなぁ。もともとは別の人が埋め込んだバグとはいえ、直したと言い張った自分に責任があることは否定できないので、さんざあやまることに。
集中力が足りないのか、なんなのか。凡ミスから、まあそりゃあ誰も気づかないだろうということまで。何か詰めが甘く、自分の作業から欠陥が発生することが多いような気がする。
これを防止するにはどうすればいいか考えたのですが、これはもう人の力を借りるしかないなという結論に達しました。もちろん自分レビューはするのですが、それに続いて他人レビューが必須であるということです。
もちろん他人の力を借りるわけですから、日ごろから信頼関係を築くよう、よくコミュニケーションしておく必要があるでしょうね。もちろん、チームの文化として醸成されていれば、よりよいのでしょうが。あと逆に、仲が良くない方が厳しい指摘をしてくれる可能性もあるのかなぁ。あんまり信頼されていると、「この人なら大丈夫」って思われてしまうでしょうし。複雑なところです。
「レビュー工数<トラブル解決工数」なのは当たり前ですが、これって「設計時の課題解決工数<実装時の課題解決工数<テスト時の課題解決工数」と通じる話のような気がしてきました。で、結局つまるところ、「リスクヘッジ」という言葉に集約されるような気がします。簡単な言葉で言えば、「先手を打つ」ってところでしょうか。どんな局面でも、ただ漫然と作業を行うのではなく、先を読んで、今ここで何が出来るか?を考えた行動が重要だと言えそうです。