ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

串刺しプログラム設計書

ファイルを読み込んで、いくつかの変換バッチを経由して、最終的にデータベースに格納されるというような、まるでデータ移行のようなシステムなのですが、タイトルに挙げた「串刺しプログラム設計書」っていうのは、ファイルの一つ一つの項目が、途中どのような変換をされて、最終的にデータベースにどう格納されるのかというのを、細かく書いてみて、前後のプログラム間の整合性や、ファイルとデータベースの整合性などを検証するのが目的です。
最初の入力と、最終的な出力に対して、いくつかのパターンは正常に処理が行われることが分かっているものの、本当に大丈夫かと問われると不安だということで、こんなことをやり始めたしだいです。
まあ、ソース見れば分かるじゃんってのもありますし、単体テスト結合テストをきちんとやれば問題ないのですが、引継ぎっていうのも念頭において、ドキュメントを拡充したいという想いがあったのと、処理の傾向を押さえる(入力チェック/デフォルト値セット/データベースマスタチェックなどの処理順序・場所)ことが出来るというメリットもあります。
たまには一歩引いた視点も必要ということなのではないでしょうか。