ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

腹黒になるべきか、純粋でいるべきか。

だます人間になるか、だまされる人間になるか。とは少し違うのかも知れないが、どっちが得かと問われれば、なんとなく腹黒の方が得のような気がする。いや、そもそも腹黒の反対が純粋かと問われれば、そこまで考えてないですが。
しかし、根本に根付いた性格ってのは変えられないのかねぇ。仮に純粋→腹黒になれたとしても、もう二度と腹黒→純粋にはなれないのだそうだ。それはなんとなく分かるにしても、世の中本音と建前で成り立っていて、建前をかたくなに信じる純粋な人と、本音と建前の両方を分かっている腹黒な人とでは、やっぱり後者の方が得な気がするなぁ。
「知らない方がいいこともある」とはいうけれど、どうなんでしょうか。
ちょうどうちの協力会社の人で両極な人がいて、一方の人は、知識がすごくてなんでも出来そうなのですが、何かに理由(いいわけ)をつけて仕事の範囲をなるべく狭くしようとする。もう一方の人は、仕事はそこそこ出来るし、与えられた仕事は文句も言わず黙々とやる。
前者の人はきっと、「ここでがんばってもお金には結びつかないし。」とか、「この仕事をしても評価には結びつかない。」などの様々な邪念が邪魔をするのでしょう。能力はあっても、それを活かせないでいる。
後者の人は、実際に「なんでそんなにがんばれるのですか?」と聞いてみたのですが、「んー何も考えてないからですかね?」と言われてしまいました。純粋そのものだなぁ。。
もし自分が購買担当者だったら、後者の人を雇うでしょうね。
じゃあ、人を使う人は腹黒がよくて、人に使われる人は純粋がいいかっていうと、そうでもないような。良く分からんなぁ。。