ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

二つの退職金

サラリーマンをやっていると(多分)二つの退職金ってのがあって、一つは会社から出るもの、もう一つは厚生年金基金から出るもの(年金とは別口なので、もらっても年金が減るってことはないようです)とあります。
で、元いた会社の規定によると、

  • 入社10年未満(以下だったかも)
    • 基金の退職金 >= 会社の退職金の場合
      • 基金の退職金のみ(会社からの退職金はなし)
    • 基金の退職金 < 会社の退職金の場合
      • 基金の退職金(基金より) + 会社の退職金 - 基金の退職金(会社より差額のみ支払われる)
  • 入社10年以上(より上だったかも)
    • 基金の退職金 + 会社の退職金

となっていて、要は年数浅い人は両方もらえないよという制度になっていました。
この制度自体は、会社の規定を読んでいたので知っていたので、別に気にはなりませんでした。総務の人が「うちの会社はケチで、僕も納得できてないんですが。。」とか言ってましたけど。
予想としては、あてにしてなかったとはいえ、6年間勤めたわけだから、会社の退職金で30万くらいはあるんじゃないのかなぁと思っていたのですが、フタをあけてみると、基金からの退職金が20万円あまりで、会社からの退職金がたったの9万円ちょっと。規則により会社からの退職金はなしということになりました。まあ、6年やそこらで退職金もらおうなんざ甘いっていう話ですね。そうはいっても、微妙にむかつきましたけど。
で、厚生年金基金から退職金がもらえるというので、これには二つの選択肢があります。

  • ためておいて、将来年金としてもらう
  • 一時金として、いますぐもらう

これの案内が基金から郵送で自宅に届くことになっていたのですが、これが待てど暮らせどこない。。ようやく来たのが実はつい最近のことでして、実に1ヶ月半かかったことになります。まったくノロマな対応でこれまたイライラさせられます。まあ、高々20万円でイライラしてもしょうがないんだけどさ。
そんなわけで、定年まで勤め上げて会社を辞めるのならともかく、途中で会社を辞める場合、特に勤続年数が少ない場合は、ほんとに退職金ってアテにならないということです。辞める辞めないは別にして、まずは会社規則を確認してみることをオススメします。