プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「天才画の女」読了

またもや松本清張の長編。このごろすごい勢いで読んでます(^-^;
画家っていえば、最近読んだ「虚線の下絵」っていう短編集がありましたが、画家と画商と評論家と買い手など、ごく限られた役割だけで成り立っている狭い世界なのだなと、改めて感じました。
作品の方は、松本清張作品にしては珍しく(?)ハッピーエンド的な内容となっています。いや、見方によってはというのが正しいですが。
解説にも触れられてましたが、物語の後半で全容が徐々に明らかにされてくるころ、「ああ、この後は、こーなって、あーなるなぁ。」などとぼんやり考えはじめたころ、意外な事件(?)がはさまっていて、結構びっくりしました。さすが、素直には終わらないんですね。
長編といいつつも、300ページちょっとしかないので、手ごろに読むにはちょうど良い量だと思います。そして、その量にしては結構面白かったです。おすすめ。
天才画の女 (新潮文庫)