プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「或る「小倉日記」伝」読了

松本清張の傑作短編集シリーズ第一弾。
こないだ読んだ、「佐渡流人行」はシリーズ第四弾でしたが、それに比べて非常に字が小さい!ものすごい読むのに時間がかかってしまいました。
現代小説をテーマにしているようなのですが、どうもこれまで読んできた作品に比べると、オチの刺激が弱く、読後感に欠けるような気がしました。やっぱり、推理小説じゃなくて、現代小説だから?
その中でも、考古学者を主人公にした「石の骨」や画商を主人公にした「青のある断層」は、それぞれの世界の内幕が描かれており、興味深かったです。これを自分の世界に投影してみると、似たような話があるかも知れません。
或る「小倉日記」伝は、松本清張芥川賞受賞作なので、或る意味原点を見たい人にはオススメかも知れません。
或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)