プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「黄色い風土」読了

松本清張の長編。
750ページにも渡る本書なのですが、まずその物理的な分厚さにド肝を抜かれました。それゆえに読むのをずっと躊躇していたのですが、これまでずっと読んできた松本清張の本も、とうとう在庫がなくなってしまい、重い腰を上げて黄色い風土を読むに至りました。
そういえば、今まではほとんどが背表紙が赤の新潮文庫のものを読んでいたのですが、背表紙がグレーの講談社文庫のものを読むっていうことにも、なんとなく抵抗があったからかも知れません。
ところで、本の見た目の重厚さに比して、内容は熱海への新婚旅行者を乗せた列車の風景から始まるので、とっつきの悪さは外見だけで、中身は大変とっつきやすかったです。
それにしても、新婚旅行に熱海ってのは、今の海外全盛の時代にはないだろうなぁ(汗)
ミステリー好きにはたまらないかも知れない、僕が今まで読んだ松本清張の著書の中では、一番死者が多く出てきます。そして、なかなか謎解きが始まらないのも、これまた推理しがいがあったり。そして大どんでん返しがあったりと、読み応え十分。間違いなくオススメできる一冊です。
黄色い風土 (講談社文庫)