ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

オンライン中のバッチが大流行?

リアルタイム性重視なのか、なんなのか分からないのですが、ここのところ、オンライン中に稼動するバッチ方式ってのを良く見ます。
これなんなのかというと、1件ずつ間隔をあけて処理するバッチのことをいうみたいです。
普通の(?)バッチ処理みたいにデータベースに対するコミット単位を500とか1000にしてしまうと、データベースにロックがかかってしまったり、オンライン業務に性能的な影響を及ぼすことが考えられます。
細切れの時間を使うことによって、瞬間最大風速(っていう表現もどうかと思うが)を小さく押さえることが出来、結果オンラインに影響を与えることなく、バッチ的な処理が行えるということのようです。
そういえば、昔こんなのも書きました。
で、なぜこんなことを書いているかというと、今のところの方式がこれまたひどい。処理の主体はバッチサーバなのに、トランザクションを処理するのはWebサーバという。。1件ごとにHTTPリクエストを作っては投げする仕組みみたいなのです。つか、なんのためにそんな仕組みにする必要があるのでしょうか?
画面と同じ処理を使い回すっていう理由がもっともらしいですが、そんなことはなく、なんとなく察するに「フレームワークがそういう仕組みだから」っていうことみたいです。
フレームワークは言うまでもなく、生産性の向上や、成果物の標準化など、色々効果があるものですが、フレームワークがダメだと、その上に生産されるものも全てダメという、恐ろしい結果になるということを実感しました。
前例があるならまだしも、アーキテクトとかアプリ基盤の人々にかかるプレッシャーは並ではないね。(と、人事のように書いてみる)