「黒い家」読了
今回はseriさんオススメの貴志祐介です。
本当は天使の囀りを読もうと思ったのですが、105円でゲットできなかったので、代わりに買ってみたものです。
その後ちゃんと天使の囀りもゲットしたので、続けて読もうと思っているところですが。
今はまぞうで探したら、なにげにDVDにもなっているのですね。ミステリーというよりホラーのようですが、読んでいて思わず読み飛ばしたくなるようなグロテスクな表現があったり、描写のリアルさがなんとも言えません。
またテーマが保険というところで、保険金詐欺に関する挿話があったり、またそれを中心とした事件展開が、保険業界の裏側的なものを見せてくれるので、大変興味深く読ませてもらいました。
「すごいぞ。」の一言で終わるナゾの解説に書いてある、
読み始めたら途中で絶対にやめられないほどの傑作といっていい。
のくだりは、大変共感できます。
僕は初めて貴志祐介を読んだのですが、今後読む作品にも期待が持てそうです。