「働かないって、ワクワクしない?」

働かないって、ワクワクしない?

ジョークっぽいタイトルに反して、かなり考えさせられる本。
去年会社を辞めた後、一月半ほど無職生活を送った時に感じたことを、ずばずば書いてある。
「あなたは誰ですか？」
と聞かれて、よどみなく「ソフト開発の仕事やってます。」とか答えてしまう自分がいるのだが、果たして仕事を辞めたとたん、一体自分は誰になるのか？
自分のアイデンティティと仕事を結び付けられるほど、仕事に没頭していればいいのですが、そこまでかって言われるとそんなこともないし、なんにも考えないまま仕事一番、家庭は二番で奥さんから非難ごうごうなわけです(T_T)
あんまり仕事ばっかりしてると、子供が非行に走るとかってことが度々書かれていて、随分警告されているようなので、考え直さないといけないですねぇ。