「EQ―こころの知能指数」読了
- 作者: ダニエル・ゴールマン,土屋京子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/09/18
- メディア: 文庫
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一番印象に残ったのは、「マシュマロテスト」
http://www.momokawa-es.menet.ed.jp/tayori/h18/marshmallow.html
4歳の時の行動で、その後の成長が変わってきてしまうという、なんとも恐ろしげなテスト。
「三つ子の魂百まで」とか言いますが、本当にそうなのかと納得させられてしまいました。
子供の話でいえば、2歳で他の子供に同情したりとか、8ヶ月で親の反応によっては心を閉ざしてしまうケースがあったりとか、色々。
まさに子育てしている身(あんまり参加できてませんが。。)としては、かなり参考になります。
全体として感じたのは、よく仕事をしていると、「コミュニケーション能力が必要だ!」なんて言われますが、それがいわゆるEQなのだなと思いました。
自分自身の感情をコントロールすること、および、他人の感情を理解すること。これに尽きるかと。
人に仕事を振る時とか、普段から良好な関係を維持することはもちろん、大変だったり面倒な仕事を振る時ほど、気を使いますよね。
時として大げさ過ぎてわざとらしかったりもしますけど(汗
そのほか、脳にまつわる話が平易に書いてあります。例えば、生まれつき持った気質(内気とか、活発とか)は変えられるとか、怒りはさらなる怒りによって増長されるとか、脳の働きと合わせて解説されてます。結構面白いですよ。