「菊と刀」読了
- 作者: ルース・ベネディクト,長谷川松治
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1972/02
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
アメリカ人による、日本人考。
論文調で書かれているため非常に読みづらい。また、日本人の悪いところもバシバシ書かれているので、正直気分悪い。まあ、これ読んで反省しないといけないのでしょうが。
イマドキはちょっと違うかもねってところもあったりする。
日本人は、競争するよりも、一人でやる仕事の方が作業能率はよい。
その理由は、
問題を競争でやるようになると、被験者たちは負けるかもしれないという危険にすっかり心を奪われ、仕事の方がおるすになってしまう。
だとか。
こういう指摘を受けると、そうかもなあと思ってしまう。
この本にはそういう指摘が満載なので、日本人としての自分を見直すには良いと思います。
しかし、逆に日本人が分析したアメリカ人っていう本はないもんですかね。