「タクシー狂躁曲 (ちくま文庫)」読了
- 作者: 梁石日
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1987/09
- メディア: 文庫
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タクシードライバーの悲哀が詰まった一冊。
僕には多分向いてないです。。
タクシー運転手を三年もやっていると、服装や人相や年齢や動作などで、その人物の職業や性格や、長距離か近距離か、チップをうわのせするかしないか、トラブルになるかならないか等を、即座に判断できるようになるのである。
なんという特殊能力。人間観察のスペシャリストなんですね。
僕もたまに終電まで飲んで帰ったときは、バスが無くなるのでタクシーで駅から家まで帰りますが、大体1,700円くらいなので、「こいつ近距離でちっとも儲からない」とか思われてるんでしょうか。。
同じ作者による「タクシードライバー日誌」ってのもあるんですね。
こっちも読んでみると良いかも。