「歎異抄」読了
- 作者: 金子大栄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1981/07
- メディア: 文庫
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一つだけ良く分かったのは、以下のくだり。
寺院や道場に寄付する者の多い者は大きい仏となり、少いものは小さい仏となるという。それは小教団を維持したい欲心から思いつかれたものに違いはない。まことに言語道断である、また全く意味のないことである。
〜略〜
また観念念仏するものは化仏を見るということがある。その場合には、大声の念仏は大仏を見、小声の念仏は小仏を見ると説かれてある。それと結び合わそうというのであれば、全く牽強附会といわねばならない。
いつの時代も、お金に欲がくらんでしまう人はいるものですね。
それはそうと、僕は当面(というか一生?)悟りは開けそうにありません。。