プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「夢十夜 他二篇」読了

夢十夜 他二篇 (岩波文庫)

夢十夜 他二篇 (岩波文庫)

あの元千円札の夏目漱石の書です。
分量が少なく、かつ、短い話が多いので、今日一日で一気に読みました。


正直言って、読後感はモヤモヤしていたのですが、その理由は解説を読んで分かりました。

 短篇でも随筆でもない、小品という、閑雅な、ゆとりのある、今やいささか耳遠くなった呼び名が、すでに文章の性質をよくあらわしているかのようである。文章というものは、むろん作者の天分才能如何のものではあるが、同時に、その時代の風儀や人情や趣味を反映せずにはいない。今日のように、個人が一様に多忙な、画一化された、余裕のない生活を強いられる時代には、文章もおのずからそうした世情に見合ったものとなって行くのは当然である。

一言で言ってしまえば、「時代の違い」ということになるのでしょうか。
いつの間にか、多忙な、画一化された、余裕のない生活をしているという自分に気づかされます。
毎日同じことの繰り返しじゃなくて、少しでも変化のある日々を過ごしたいという思いにかられました。
のんびりしたい人にはお勧めかも。