プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「道元の読み方―今を生き切る哲学--正法眼蔵 (ノン・ブック)」読了

鎌倉時代を生きた道元が著した「正方眼蔵(しょうぼうげんぞう)」という仏教書について、本書の著者である栗田氏が分かりやすい解釈と解説を書いたもの。
平易な言葉で書かれており、見た目のとっつきにくさとは裏腹に、非常に読みやすかったです。


一つだけこれはと思った文を取り上げるとこれです。

 しかし、道元は修行だ、手段だ、プロセスだと思っている日々毎日の他に、そんな素晴らしい結果などないのだ。あると思うのは、夢幻だと言うのです。まことに淋しい人生です。しかし同時に、ただいまの座禅自体が、毎日のいとなみそれ自体が、そのまま素晴らしい成果なのだ。そのことに目覚めよと言っているのです。

言い換えれば、「未来のために今がんばっている」ということではなくて、「がんばっている今が素晴らしい」ということでしょうか。
うーん、含蓄深いですね。一日一日を大切にしないといけないという気持ちにさせられます。