ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

「持たない贅沢」読了

持たない贅沢

持たない贅沢

たまにはこういう本も読みたくなる。何事もバランスが大事。
「持たない贅沢」も含め、人生を生きやすくするためのヒントが散りばめられている本。
茶道や禅の考え方がベースになっているようです。


持たないことの反対、持つことで発生する不都合について、こう書いてある。

 一定の時点で自分が利用していないモノはすべて、自分にとってはお荷物になるのである。手にいれるときは、金を払ったり労力をつぎこんだりしている。置いておく場所が必要となり、その維持管理には、さらなる労力もしくは金が必要となる。移動させる時も同様である。持っているばかりに、さまざまな苦労が絶えない。

会社で例えれば、仕入れるのにも労力とお金はかかるし、それを売れるまで保管しておくのにも労力とお金はかかるということでしょう。
解決策として「捨てる技術」を発揮しても良いのでしょうけど、本書ではこう提言されています。

 そのような煩わしさを避けるためには、道具などについてはレンタルを利用すればいい。必要になったときのみに借りるのだ。モノの使用価値に重点をおいた考え方である。極めて合理的な考え方であるだけに、モノをめでるという余裕には欠ける部分があるので、生活が多少は味気なくなるのは仕方がない。

買うのではなく、借りろということですね。
最近ブランドをレンタルするビジネスが流行ってますが、
「持たない贅沢」を実践するには良いのかも知れません。
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