プログラマとプロマネのあいだ

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「著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」」読了

著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)

著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)

twitter上で一時期話題になっていたのでチョイスしてみました。


「464.jp」事件や、「おふくろさん」騒動といった事例を紹介しながら、現在の著作権が抱える問題を浮き彫りにしているという意味で、非常に興味深く読みました。
著作権というと、まずは著作者の権利を守ることが重要ということだと思うのですが、逆に、DRM(Digital Rights Management)を利用して利用者を厳しく制限することが、利用者側の権利を侵害しているのではないか。という考え方もあるようです。
著作者の権利と、利用者(再創造者も含む)の権利のせめぎあいを、双方納得できるところに落とし込むことが重要なんだなと思います。


個人的に気になったのは、保護期間の切れた作品に基づく再創造という章で、

 ベートーヴェンの『エリーゼのために』などは、ザ・ピーナッツ(『情熱の花』)から宮川彬良さんに至るまで、JASRACのデータベースで確認できるだけでも五十曲以上の新曲となって生まれ変わっています。

の記述に目が止まりました。
僕の中ではクインテットで有名な宮川彬良さんも気になったのですが、JASRACのデータベースって調べられるもんなんだってところです。
探したらありました。
作品データベース検索サービス
今日(2010/2/13)時点では、43件に減っている(?)ようですが、改変作品をこうやって検索できるってのも面白いと思いました。