プログラマとプロマネのあいだ

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「評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡」読了

評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 (KCピ-ス)評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス)
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 (KCピ-ス)
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス)

概要など

機動戦士ガンダム → Ζ → ΖΖ → 逆襲のシャア
の一連の作品群でのシャア・アズナブルの言動と行動を解説する本。
まあ、ΖΖにはセイラさんのセリフくらいで、本人出てこないので、数ページしか書かれてないですけどね。

印象に残ったところなど

ジオン・ダイクンの子という公人としての役割と、ニュータイプの世を築きたいという私人としての想いの狭間で揺れる様が非常に印象的でした。
誰にだって、公人(学校、会社、家庭、、)、私人(自分の内面)というのはあるでしょ。


機動戦士ガンダムの頃は私人としての自分を優先して、公人(軍人)としての地位を落としたりして、
Ζでは、私人としての自分は出せずに、公人(スペースノイド代表)的な役割を求められて困惑し、
逆襲のシャアでは、公人(ジオン・ダイクンの子)という立場を利用して、私人としての目的を達成しようとする
という変化があったりするわけです。


本書中に

彼(シャア)の不幸は、ニュータイプとしては二流でありながら、見識においては一流のものを持っていたことである。

と繰り返し書かれているのですが、それってまさに経営者に求められるものですよね。
そうそう、

「戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ」

っていうセリフも、戦いを経営に置き換えても通じるし。


個人的には、どこか腹黒いシャアよりも、常に生存することを考えていた純粋なアムロ・レイの方が好きですけどね。