開発者として参画する場合、新規開発プロジェクトと保守運用プロジェクトのどちらがお得?
プログラマ視点で見た場合、バリバリ開発できるイメージがある、新規開発プロジェクトが良くて、
保守運用プロジェクトなんてやってらんねーよ。っていう感じだと思うのですが、
自分が今参画しているのは、どちらかというと保守運用プロジェクトだったりして、
近頃色々萎えてきたので、ここらでメリット・デメリットを整理して、自分のモチベーション維持を図ろうという企画です。
まあ、立場も違えば視点も違うので、一概には言えないのですが、
保守運用プロジェクトについては、今感じていること+一般論を、
新規開発プロジェクトについては、以前参画していたときのことを思い出しつつ、
あくまで僕が”開発者視点”として感じたままを書いてみました。
開発者視点での比較 | 新規開発プロジェクト | 保守運用プロジェクト |
---|---|---|
<メリット> | ・新しい技術に触れられる ・作る楽しさを味わえる ・やりがいを感じる ・対象業務知識を身につけることができる |
・残業が少なくて済む ・経験が浅くても上流工程から携われる ・余った時間で勉強できる ・対象業務知識を身につけることができる |
<デメリット> | ・忙しくなる、残業時間が増える ・経験が浅いとテストばっかりやらされる |
・枯れた技術に触ることになる ・マンネリ化して飽きる ・作る楽しさをあまり味わえない ・トラブル即緊急対応となることが多い |
自分のやりたい勉強しつつ、せっかく担当させてもらったシステムなのだから、
業務知識を得る(整理する)ってのがいいのかも。業務フロー書いてみるとかね。(ないんだわこれが)
ついでに、中間管理職として、経営者視点でもまとめてみた。
薄っぺらですが。
経営者視点での比較 | 新規開発プロジェクト | 保守運用プロジェクト |
---|---|---|
<メリット> | ・大きな売り上げを上げられる ・開発実績を作れる ・プロジェクトを通じて技術者を育てられる |
・安定した収益を得られる ・新人をじっくり育てられる |
<デメリット> | ・収益上のリスクを負うことになる |
・開発者のモチベーション維持が大変 |
安定した収益を得られるってのは、この不況下で強いのは分かるんですが、固定化されるのは勘弁。
まあ、保守運用も悪いところばっかりじゃないよってことを言いたかった。
新規開発にしても、保守運用にしても、どっちにしても、会社のメリット=自分のメリットだったらいいですね。