リレー投資(積立て投資信託→ETFに乗り換え)実践計画
これまでも投資信託を積立てて、ETFを買うということはやってきた。
が、アセットアロケーション(国内株・債券/海外株・債券)は意識していたものの、
他は特に計画もなくやってきたので、どうしたらいいかと悩むようになった。
そんな折出会ったのが下記の二冊だったりする。
- 作者: 北村慶
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
ほぼ確実に世界の経済成長があなたの財産に変わる最も賢いETF海外投資法
- 作者: 北村慶
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
結局のところ、個別銘柄に投資するよりも、インデックス(市場の平均)に投資する方が、
運用成績が良いという話は飲み込めていたのだが、
そもそもなんで、市場の平均に追従して儲かるのかが、よく分かってなかった。
が、経済成長ってのは少なからずするものだ。ということで腑に落ちた。
じゃあ、具体的にどういった金融商品を、どのように買えばいいのか。
という実践について、考えてみた。
多分理想は、信託報酬などの運用コストが安いETFを、
ドルコスト平均法で淡々と買い続けていくことなのだと思う。
ただ、ETFは基本積み立て買い付けを出来るようにはなっていないので(出来るものもあるらしいが)、
買い付けを毎月なら毎月自分でしなければならないのはめんどくさすぎる。
そもそも、都度買い付け手数料を取られるのがバカバカしすぎる。
というわけで、投資信託積み立て→たまったところでETF購入、という
リレー投資が出てくるのだと思います。
アセットアロケーションを意識すると、
リレー元投資信託 | リレー先ETF | |
---|---|---|
国内債券インデックス投資信託 | → | 国内債券インデックスETF |
国内株式インデックス投資信託 | → | 国内株式インデックスETF |
海外債券インデックス投資信託 | → | 海外債券インデックスETF |
海外株式インデックス投資信託 | → | 海外株式インデックスETF |
みたいに出来ると良いのですが、
現実には対応する商品があったりなかったりするので、
自分が使っている証券会社が扱っている商品を元に、
こうしてみました。(※あくまで一例です)
リレー元投資信託 | リレー先ETF | |
---|---|---|
三菱UFJ−eMAXIS TOPIXインデックス | → | TOPIX連動型上場投資信託(1306) |
三菱UFJ−eMAXIS先進国債券インデックス | → | なし |
三菱UFJ−eMAXIS先進国株式インデックス | → | 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI−KOKUSAI)(1680) 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(1681) |
リレー元投資信託に求められるのは、
- 買付手数料無料
- 解約手数料(信託財産留保額含む)無料
- 積み立て可能
あたりでしょう。
三菱UFJ−eMAXIS新興国株式インデックスは、同じeMAXISシリーズでも、信託財産留保額が0.3%なので、上記条件に当てはまらず、
三菱UFJ−eMAXIS新興国株式インデックス → 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング)(1681)
というリレー投資を設定することはやめました。
これで、毎月投資信託を自動的に積み立てて、半年か一年に一回ETFの買い付けを行えば、
- 世界分散
- 市場平均
- ローコスト
- 少ない手間
で、資産運用が可能になるのではないかと思ってます。