ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

年金生活している親の確定申告をしてみる

まだ自分の分が終わってないのですが、
たまたま実家帰ったときに、
還付になるはずが、どうやっても還付にならないとのことだったので、
やってみました。

源泉徴収票の裏側?を理解しなければムリ

という結論に達しました。


まずうちの親は年金生活をしているのですが、
そこには年金による収入、源泉徴収額、社会保険控除額(介護保険料額)
が記載されています。


その裏?には、

  • 収入から計算される所得
  • 所得から課税対象額を計算するのに引かれる、いくつかの控除(もちろん、社会保険控除額(介護保険料額)も含まれる)

があり、その結果として、源泉徴収額が計算されるわけです。


このいくつかの控除ってのがやっかいで、
源泉徴収票には細かく記載されていないのですが、
配偶者控除(今回これが抜けてた)や、基礎控除があり、
確定申告を行う際、改めてこの控除額を入力する必要があります。
これ、なんとかならないんですかね。

つまり

収入 - 経費 = 所得
所得 - 控除【源泉徴収票に入ってるもの】 = 源泉徴収額(あらかじめ徴収された税金)
所得 - 控除 = 課税額
控除 = 【源泉徴収票に入ってるもの】社会保険控除額(介護保険料額) + 配偶者控除 + 基礎控除 + ...
源泉徴収票に入ってないもの】社会保険控除額(国民健康保険) + 医療費控除 + 保険料控除(民間分) + ...


源泉徴収票に入ってないもの】の分控除が増える
→ 課税額が減る
→ 課税額 < 源泉徴収
→ 税金取られすぎなので還付してもらう


ってことです。

年金番号と納税者通知番号を紐付ければよいのでは?

例えば、年金もらうのに、あらかじめ納税者通知番号を指定しておいて、
源泉徴収票発行時に、納税者通知番号が紐付けられてて、
確定申告時に収入、所得、各種控除は自動的に入力されるとか。
で、源泉徴収票には入っていない、国民健康保険とか、
医療費とか、民間の保険料控除とかの差分のみ入力できるといいですよね。
これできたら、確定申告もかなり楽になるはず。

というわけで?

まずは、源泉徴収票の背景となっている数字を打ち込み、
課税対象額=源泉徴収額となることを確認した上で、
追加の控除(国民健康保険、医療費、民間の保険料控除)
を入力し、還付金が発生することを確認する。
というのが正しい手順のような気がしてきました。

ちなみに

去年までは、e-Taxのソフトをインストールしてやってたんですが、
今では(いつから?)webだけでできるようになってるんですね。
Mac OSでもできるっぽいので、今年はチャレンジしてみようと思います。