ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

某SIerを退職しました。

3月末には退職していたのだが、書いたところでなあとかいう思いもあったけど、文句言い足りないから書く。
以前プロフィール欄に会社名載せてたので、わかる人にはわかるかも知れないが、多分ロクなこと書かないので、一応伏せておく。

そもそもの勘違い

ベンチャー=優秀な人の集まりってのは幻想。
3割くらいは、飛び抜けて優秀な人たちなんだけども、(自分も含め)それ以外の人たちが足引っ張るので、トータルでマイナスになってる。


採用がイマイチって切り捨てるのは簡単なんだけども、会社の知名度的に人が集まりづらいこともあり、
優秀な人が集まって、イケてる集団になって、会社の知名度が上がるのが先か、
会社の知名度が上がって、優秀な人が集まって、イケてる集団になるのか、にわとりたまごな関係で辛い。

そもそもの勘違い2

上流工程に力入れてます=上流工程にしか力入れてませんだった。


もちろん、上流工程のスキルを伸ばしたいという思いがあって、入社したっていうのはあるんだけども、
下流工程も同じくらい大事にして欲しかった。
自分たちで要件定義と設計やったら、パートナーに製造と単体テストさせて、自分たちで受け入れテストとして結合テストするという仕事のやり方。
極端な話、結合テストが通れば、どんなソースでもOK、こだわりなし。という考え。


もちろん、それでノートラブルなら問題ないんだけども、
設計書にちゃんと書かれていない部分でトラブると、結局ソース見ないといけないから、
パートナーにまかせっきりだった分、余計に苦労することになる。
最悪の場合、PMがSEに調査依頼して、SEが仕様を噛み砕いてPGに伝え、PGがSEに調査結果を伝え、SEが調査結果を整えてPMに報告すると、なんか意図と違うとか言われて以下ループみたいな残念なことになったりするので、最終的には客にはいい迷惑ということ。

というわけで

転職する前のリサーチが足りなさすぎたという、自己反省のエントリでした。
石の上にも三年。よく耐えたなあ。自分で自分を褒めてあげたい。
まあ、人のせいにしている内は、まだまだ半人前。
環境を変えられるだけの力を付けた暁には、またこういう会社で働いてみてもいいかなという気がしない、、なあ。