ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

電子書籍端末(というかPDFリーダー)検討

そろそろ(初代&米国版)Kindle Fireを購入してから1年になるようです。
裁断&スキャンしたPDFファイルを読む端末としてのKindle Fireは、端末重量が重い(413グラム)という以外には、ほとんど不満がなかったのですが、最近になって、

などなど、色々な電子書籍端末が発売されていて、また検討してみようかなあと思ったりしました。


まず、E-ink系なんですが、なんといっても、

  • 軽くて(200g以下のものが多い)
  • 安くて(1万円以下のものが多い)
  • 電池長持ち(2週間以上持ったり)

というのが特徴です。


Kindle Paperwhiteは未発売なので、ソニー電子書籍リーダー(Sony Readerとは呼ばない?)と、Kobo Touchを見てきました。
が、一目見て萎えた。。
ページ切り替え時のリフレッシュが、目に対する負担が多いような気がする(個人差がありそうだが、個人的にはキツイ)
というわけで、E-ink系は即刻ボツ。


やはり電子書籍端末の本命は、タブレット端末のようです。
PDFリーダーとしての性能は、画面サイズ、解像度、端末重量、バッテリーの持ち、価格辺りに集約されるでしょうか。
その点で比較すると以下のようになります。

端末名 画面サイズ 解像度 端末重量 バッテリーの持ち 価格
iPad mini 7.9インチ 1024x768 308グラム(Wifi版) Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間 28,800円(Wifi版 16GB)
Nexus7 7インチ 1280x800 340グラム 4325 mAh(最長 8 時間使用可能) 19,800円
Kindle Fire 7インチ 1024x600 400グラム 連続8.5時間 12,800円
Kindle Fire HD 7インチ 1280x800 395グラム 連続11時間 15,800円
MEDIAS TAB UL N-08D 7インチ 1280x800 249グラム 連続通話時間:3G:約 690分/GSM:約 760分 白ロムで3〜4万円くらい?

軽くて、画面が広くて、電池も持つiPad miniが圧倒的ですね。


というわけで、Apple Store銀座まではるばる見に行ってみたわけですが、
Retinaディスプレイじゃないっていう先入観があるせいか、
iBooksアプリとかで表示される文字をまじまじ見ては、なんかボヤけてる気がする!
と、難癖付けたくなる心境。


iPad(4th)がRetinaディスプレイモデルとかいう名前になってしまったので、
もしかしてiPad miniの方はRetinaディスプレイにならないのかも知れない。。などと心配したり。


iPad miniよりも軽いMEDIAS TAB UL N-08Dスゲーって思ったんですが、
標準で入ってる電子書籍アプリみたいの開いてみたら、
これまた字が小さい、薄い、読みづらい!
というわけで、ゴミ端末の烙印を押されたのでした。
(PDFリーダーとしては関係ないんですけどね)


持ち運びや、電車の中で立った状態で端末を持つことを考えると、
軽いということは、かなり重要な要素なのですが、
それだけに数万円を費やすのもイマイチかなあと思うので、
しばらくは、Kindle Fireでがんばると思います。
(今現在Kindle Fire持ってなかったら、間違いなくiPad mini買いですが)