日経SYSTEMS 4月号

今月号も、やたら仮想化の記事が多かったような気がします。
自分でも構築してみたいと思うものの、マシンスペックも貧弱だし、、などと言い訳を並べて結局やらないオチだったりします。
ところで、「セキュリティ事件簿」というコラムでの一文。

主流の技術が激しく移り変わったうえに、ハッカーなどセキュリティを脅かす敵が出現しどんどん手強くなってきた。

って、未だにこの文脈で「ハッカー」っていう単語を使う人がいるとはなぁ。
それでこのコラム、著者が管理しているサーバに侵入されて、踏み台にされて他所のサーバに攻撃をしてしまうという事件の話になるのだが、締めくくりがすごい。

結果として実質的な被害は無かった。このことが、筆者には恐ろしかった。遠からず、メンバーの気持ちの中で事件が風化しかねない、と思ったからだ。それが我慢できず、筆者は思い切った行動を取った。監督責任を理由に辞職したのである。

おいおい（汗
いまどきこんな前近代的なことをする人もいるのだなあと。ほんとすごいです。

で、プロフィール見てたら、ライブドアの技術担当執行役員なのですね。
http://corp.livedoor.com/staff/ise_kouichi.html
んー、もしかしたら読者のレベルに合わせた（つもり）なのかも。