もうすぐフリーランスやめる(サラリーマンに戻る)ことになるので、ここでまとめておく。
僕視点の話なので、他も読んだ方が良いと思います。
フリーランスエンジニアのメリットデメリット
●1段目はお題目、○2段目は一般論、■3段目は個人的な意見。
会社員の場合、このメリデメがひっくり返るわけですね。
- 前提
- メリット
- 高い収入が得られる
- 僕の場合、残業代込みで手取り60万-80万/月って感じでした
- プロジェクトの切れ目などで休みが取れる
- 自分に対する評価が変わる
- 会社にいると上司によって大体自分の評価って決まってしまうものですが、外に出るとまた違った評価が得られて面白いです(たまたまそういう人に会えたってのもありますが)
- 面接は普通1回、多くて2回なので、就業への敷居が低い
- デメリット
- 仕事が安定的に得られるというわけではない
- ウワサによると、フリーランスエンジニア45歳定年説ってのもあるらしいです
- 貯金必須
- 健康保険と年金がダウングレード(国民健康保険、国民年金)
- 健康保険については、別に支障はないです(出産一時手当ても普通にもらえましたし)。国民健康保険と社会保険の違いを理解してないだけかも
- 年金については、将来受け取る額が減るので実感はないですが、まあ別途積み立てておけば問題ないかと。僕の場合は民間の年金と、小規模企業共済で積み立ててました
- 請負・派遣適正化キャンペーンのあおりを受けて、発注元企業によっては派遣契約にさせられる
- 派遣契約の場合、派遣元企業の社員扱いになるので、社会保険、厚生年金にさせられる。そのせいで、国民年金だったり、厚生年金だったり、切り替わりまくって年金手帳が荒れる(ねんきん特別便もきましたが、問題なしでした)
- まあ、そんな契約だったら断ればいいのだけどね。プロジェクトの途中でその話だったので、投げ出すのがイヤだったってのもあります
- 即戦力が求められるので、自分のスキルレベルに合わせた仕事ばかりすることになる(プログラマ、SE、PM; メンバー、サブリーダー、リーダー)
- 自分でキャリアアップを考えられる人であれば問題ないかも
- その他
- 高い技術力が求められるという印象があるが、そうでもない
- プログラマとしてガリガリやる人であれば技術力を求められるのでしょうが、僕の場合SE、サブリーダとしての仕事をやっていたので、技術力というよりはリーダーのサポートと、プログラマをまとめる能力を求められました(逆に言えば、技術は評価されなかったとも言える)
- 基本いつも知ってる人ゼロからプロジェクトに入る
フリーランスエンジニアになった方が良いと思われる人
- とにかく短い期間にお金を稼ぎたい人
- 起業を目指すとか、欲しいものがあるとか、お金が好きな人とか
- 休み休み仕事したい人
- 色んな仕事をしたい人
フリーランスエンジニアを長く続けるには
僕は長く続けたわけではないので、想像になってしまいますが。
- リーダー経験や、マネジメントスキルや、上流工程のスキル(要件定義、コンサル、受け入れとか)を持っている方が有利
- 一つの現場に張り付く
- ラストマン戦略か(最終的にはこの人に聞けって人になる; 先のセミナーでまつもとさんが言ってた)
というわけで、この視点からみると高い技術力って関係ないのですよね。