「第七回ゆるぎー はじめての継続的デリバリー やってTry」行ってきた
参加してきた勉強会
第七回ゆるぎー はじめての継続的デリバリー やってTry
http://yurugee.doorkeeper.jp/events/13590
参加した動機
継続的デリバリーに興味があったから
勉強会の内容
講師:アトラシアン所属のエバンジェリスト@tomohnさん
前半は、継続デリバリーとは何か、なぜ継続的デリバリーをやるのか、主にウォーターフォール開発との違いを元にした説明。
後半は、アトラシアン製品を使ったハンズオン。
企画書に記載された要件を、本番環境にデプロイするまでの流れを体験しました。
ハンズオンの手順書は、以下で公開されています。
http://re-workstyle.com/articles/continuous-delivery-hands-on-with-atlassian-solution/
ツールとそれぞれの位置づけは以下の通り。
企画:Confluence
計画:JIRA(Redmine的なツール)
開発:Stash(gitみたいなソースリポジトリ)、SourceTree(DVCSクライアント;Stashだけではなく、git、mercurialと接続することも可能)
ビルド・デプロイ:Banboo
ハンズオンの流れはこんな感じでした。
- Confluenceを使って、要件をタスクとしてJIRAに登録(webで文字を選択して、ボタンを押すだけ)
- 以降、要件の隣に開発のステータスが表示されるようになる。
- JIRAから、作業開始の宣言、Stashのブランチ作成、SourceTreeと連携して、ローカル開発環境へソースチェックアウト
- 普通に開発&コミット
- JIRAからプルリクエスト&レビュー依頼
- Stashからレビュー&マージ
- Banbooが自動でテスト実行、および、ステージングへのデプロイ
- Banbooで本番へデプロイ
今どきの開発!って感じですね。
私は切ったブランチではなく、masterの方を間違ってチェックアウトしてしまい、ハンズオン完遂出来ませんでした。残念。。
得られたもの
継続的デリバリーは、以下のように理解しました。
<ウォーターフォール>
企画(アイデアA、アイデアB、アイデアC)
計画(アイデアA、アイデアB、アイデアC)
開発(アイデアA、アイデアB、アイデアC)
ビルド(アイデアA、アイデアB、アイデアC)
デプロイ(アイデアA、アイデアB、アイデアC)
次の企画へ
<継続的デリバリー>
アイデアA(企画、計画、開発、ビルド、デプロイ)
アイデアB(企画、計画、開発、ビルド、デプロイ)
アイデアC(企画、計画、開発、ビルド、デプロイ)
・・・
これを定期的にやる
なぜウォーターフォールより、継続的デリバリーがよいのか。
BUILD / MEASURE / LEARNのサイクル(by リーンスタートアップ)を短い期間で回すことで、アイデアに対するフィードバックが短期間で得られる、つまり、素早く変化できる、この結果、ブランド価値や競争力を高めることができる。
今の現場では、色々制約があって、企画から本番リリースまでってところは出来なそうですが、部分的には、継続的デリバリーの考え方を適用出来るところもあるのかなと思いました。
例えば、コミットしたら自動でテストが実行されて、開発環境にデプロイされるとか、ボタン押せば、ステージング環境用のビルドが完了するとか。
→これは、継続的デリバリーとは言わないでしょうが。
その他
この間、Railsのハンズオンで同じテーブルだった人と再会しました。勉強会好きな人のようです。(人のことは言えないが)
とりあえず
買ってみた。
継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化
- 作者: David Farley,Jez Humble,和智右桂,高木正弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/03/14
- メディア: 大型本
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