ITコンサルの日常

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個人年金保険の解約を断念

個人年金保険を見直す

個人年金保険っていう名前からして、年金なの?保険なの?という謎ですが、低払いもどし金型定期保険というのが正式名称のようです。29歳から55歳まで月々17,700円払うと、56歳から98歳まで(生きてれば)老後にだいたい30万円/年もらえるというもの。

 

改めて約款を確認したところ、10年保証期間付終身年金というのと、確定年金というのが選べるので、それによって年金としてもらえる金額が変わるみたいです。

  • 支払い総額=17,700円x12か月x26年=5,522,400円
  • 受け取り額=30万円/年

10年保証期間付終身年金の場合は死亡保障が消えないので、たぶん損することはないけど、確定年金の場合は死亡保障が消えるので、生きる年数によっては損する可能性も出てくる、という理解です。

解約できない理由

低払いもどし金型定期保険の名称のとおり、払い込みが終わるまでは、払い込みした金額よりも低い解約返戻金しか受け取れません。

現在、契約期間が13年です。解約払いもどし金額は下記の通りです。

  • 10年:解約払いもどし金額=1,595,000円、払い込み金額=17,700x12か月x10年=2,124,000円、払いもどし率≒75%
  • 15年:解約払いもどし金額=2,491,000円、払い込み金額=17,700x12か月x15年=3,186,000円、払いもどし率≒78%

というわけで、75%~78%のあいだですね。リターン-25%~-22%なので大損です。解約して高利回りで運用できれば元とれるかも知れませんが、さすがにリスク高すぎです。よって、55歳の払い込み終了までは我慢しないといけません。

というわけで

あと13年ほどですが、この保険を継続することを決めました。払い込みが終わったら即解約する予定です。せめて支払いコストを減らすために、月払いから年払いへの移行をしようと思ってます。

手元にシミュレーション資料が残ってないので(なぜ捨ててしまった?!)、どのくらいのリターンが得られるのか分かりませんが、おそらく1%以上のリターンはあると思うので、預金するよりは圧倒的に有利です。2008年リーマンショック直後の10/1に契約しているので、その当時としては良かったのかも知れません。しかし、さすがに10年以上も経って、自分の状況も変わりました。良い見直しの機会だったかなと思います。