プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「状況曲線」読了

あいかわらず松本清張です。実は、前の現場で一緒に仕事してた人から、男のドロドロ話は松本清張で、女のドロドロ話は宮部みゆきに限るよって言われていて、ゲーム世代的なものもあいまって、「R.P.G.」という本を買ってみたのですが、未だに読めてません。
ところで今回の話は、建設会社の専務さんが主人公。官僚と業者の間に政治家が絡む談合という裏の世界(?)が舞台となっており、建設業界の下請け構造的なところにも触れられていて、なかなか興味深かったです。
人間の権利欲っていうのは果てしないもので、犯罪をおかしてでも得ようとする心理は、自分にはあまり理解できないのですが、最後には破滅を迎えるという点では、欲はほどほどにしなければならないなぁと思います。特に、「わるいやつら」とか「渡された場面」とか、その他短編集に出てくるシチュエーションで、何人かの女の人を囲った際に、なんらかのきっかけで暴露して、いつかは破滅が来るっていうパターンが多いように思います。まあ、この話は自分には全く関係がないのですが(汗
そんなわけで、最後の解説が和田勉さんってのも驚きましたが、傑作であることは間違いありません。
R.P.G. (集英社文庫)
状況曲線〈上〉 (新潮文庫)
状況曲線〈下〉 (新潮文庫)