プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「持株会社解禁」読了

持ち株会社解禁 (ASAHI NEWS SHOP)
最近(というか大分前からのような気もするが)、なんとかホールディングスみたいな名前の付いた会社が多くなってきているような気がしているこのごろですが、たまたまブックオフにいったら表題の本が売られていたので、興味のみで買ってみました。
財閥によるコンツェルン体制の構築から、戦後GHQによる日本を戦争へ参加させないための財閥の解体、事業持株会社の解禁、純粋持株会社の解禁への議論の過程(現在では解禁となっていますが)など、理路整然と書かれていて、この手の本にしては、飽きずに読めました。
事業持株会社(主たる事業は株保有以外にある持株会社)と、純粋持株会社(株保有が主たる事業)の中間として、カンパニー制度(事業部を仮想会社とみなして、それぞれP/L, B/Sを持って決算、株主総会も行う)っていうのがあり、ソニーの例が示されていました。
で、今ソニーはどうなったのかと見てみると、
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/history.html
上記沿革によると、2005年9月に、
>社内カンパニー制を廃止し、事業本部を中心とした組織に再編
とありますね。
一概に、純粋持株会社が良いというわけではないようです。
ちなみに、純粋持株会社の最大の効力は、ディスクロージャーを妨げることであるというようなことが本文中書かれていますが、そうだとしたら株主利益を妨げるだけで、いいことはないわけです。
というわけで、持株会社解禁によってその後どうなったというような本があれば、また読んでみたいですね。