ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

「はじめての課長の教科書」中間管理職を自覚してるので読了

はじめての課長の教科書

本書を手にとるきっかけ

そもそも課長ってなんだ

そもそも、IT業界で課長とかって肩書きあるのだろうか。
上のつぶやきにある、プレイングマネージャーっていうのが課長なのか。
課長=管理職=残業代なしって意味だと、僕は該当してますが。
でも、僕が最初にいた会社は、二年目から残業代なかったなあ。
今はどうか分かりませんが。

価値観の通訳としての課長

 現代の日本において、課長の上司となる世代は「自らを犠牲にしてでも会社の業績に貢献する」という滅私奉公的な姿勢を大切にしていることが多く、顧客をほとんど神様のようにして尊重するものです。
「体育会系」と言われるような序列を守りたがり、敬語の使い方、文書の形式や名刺交換の仕方から会議室での席順まで、ビジネス・マナーにも大変うるさい傾向があります。
 残業はもちろん、休日出勤も当たり前です。

まるでうちの上司じゃん。
じゃあ自分はどうなのよっていうと、体育会系では絶対ないが、ビジネス・マナーには気を使うかな。
でも、社畜乙w とか言っていられるわけでもないという、中途半端な感じ。

 こうした若い世代が、上司に自己犠牲的な健気さを見せるのは、ホンネを隠したアピールであると考えているほうが無難です。

なんてことをする人よりも、

サッと家に帰ってしまうことで、上司に自分がヒマであることをアピール(?)する

っていう人の方が多いような気がします。自分もそう。
上司にアピールが通じている気配は微塵も感じないが。

ピラミッド型組織での課長の役割

 さて、こうしたピラミッド型組織においてそれぞれの役職の権威を正当化しているものはリーダーシップや戦略策定の能力ばかりではありません。
 本質的には「ルーティン・ワークから外れるような例外的な業務に対応できる柔軟性」が役職の権威を正当化するものなのです。

あの、普段は新聞読んでるだけの人が、ひとたびトラブルになると大活躍ってアレですか。
うちの現場はシステムの保守をやっているので、基本毎日ルーティン・ワークなんですが、
確かにトラブルになると活躍する人ってのはいますよね。
でも、そもそもトラブルを起こさないようにするのが第一ですけどね。

ストレスを適度な状態に管理する

現状はゾーン1。ゾーン2に引き上げたいのだが、ストレスをかけられるほど仕事が無いのが実情。


いや、仕事を作り出さなきゃいけないのは分かってるんですけどね。
システムの保守なんて、いくらでも改善する点はあるのですが、
いかんせんそれが直接お金につながるわけでもなし、
とか考え出すと、一向にモチベーションが上がらない。
そもそも何のために改善するのかを考えないといけないなあ。


そんな言い訳しか思いつかない。

部下の退職は上司の責任

部下が会社を辞めていくとき、それはまさに課長が部下からクビを宣告されたようなものなのです。

これは強烈な一言。

 部下の本音を理解するように努め、それぞれの部下をできる限り公平に扱って、十分なチャンスを与えていれば、部下はそうそう辞めたりはしないものです。

話を聞いてもらえないってのが、一番ツライんだよな。と改めて認識。
ってういか、むしろ俺が人の愚痴を聞いてんじゃないかという気がすることも多々ある。

というわけで

サブジェクトに「中間管理職を自覚してるので」と書いたものの、
中間管理職という立場にありながら、全く自覚していないことが分かりました。。
もう少し忙しく仕事をしている時に読んだなら印象が違ってきたのでしょうが、
今この本を前向きに受け取るのは無理だな。