ソフトウェア保守現場で行われている椅子取りゲームの行く末を占う
ぶっちゃけ言うと、仕事の取り合いなわけですが、
仕事が無くなったら辛いでしょうが、
生き残ったら生き残ったで、それも辛いよなあと思うわけです。
というわけで、シミュレーションしてみる。
生き残った場合
仕事の量は変わらないのに、それを担当する人数は減っていくので、
必然的に、一人当たりの守備範囲と仕事量は増えていきます。
つまり、生産性を上げない限りは、労働時間も増えていくので、
残業時間が増えるということが懸念されます。
それに加えて、一つ一つの仕事にかけられる時間が減るということは、
品質も低下していくので(そこがんばれよ、というツッコミはなしで)、
報告やらなんやら、余計に時間が取られる可能性もあります。
さらに、そんな状況になったら、抜けるなんてのは至難の技でしょう。
いや、無責任力を発揮できる人なら、そうでもないかも知れませんが、
生き残る人の責任感が薄いとは思えません。
というわけで、ここまで達してしまうと、
ボロカスになるまで働くか、
途中で使えないゴミカス扱いされて挫折感を味わうか、
のどちらかではないかなあ、と。
クビになった場合
不景気&震災の影響もろもろで、今仕事ないだろ。
というわけで
今がんばったにしても、がんばらなかったにしても、
今の現場にしがみついている限りは、
あんまり明るい未来が見えてこないなあ、と。
だからといって、今の現場にしがみつく以外の選択肢も取りづらいのだけど。