「冷たい密室と博士たち」読了

冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

森博嗣の長編ミステリ。
これいい！です。
なんせ、telnetでwhoでtalkですもの。
そうかあ、そういうことなのかあ。
東野圭吾みたいに理系色が濃い上に、コンピュータ(しかもUNIX)色も入れちゃいましたかって感じです。
分かる人には楽しいし、分からん人には雑音でしかないかも。
解説にうんぬん書いてありますが、僕はミステリはあまり考えずに読んで、解決編で納得できればよしと考えています。
ので、本書の解決編で伏線のない唐突な設定が出てきたように感じられたのは、ちょっと残念でした。
多分、僕のレベルが追いついてないだけだと思いますが。。