ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

松本清張ブーム

「疑惑」読み終わりました。今度は、「渡された場面」を読んでいます。読んでいて面白いなと思うのは、物語ごとに出てくる人物が変わるというところです。
疑惑は、新聞記者、弁護士など、渡された場面は、作家、旅館の女中など、それぞれの職業ごとに、はたから見ている印象よりも少し深い知識を与えてくれるのが、とてもためになりますし、興味深いです。
齋藤孝さんの著書に、「人間劇場」というのがあります。この本の趣旨は、色々な人間をみることで、人に対する洞察力を磨くということですが、まさに色々な本を読むことで、さまざまな職業の人物を読み、想像することで、人間力を高められているのではないか、と感じました。
それにしても、このブームはしばらく終わる気配がありません。
渡された場面 (新潮文庫)
人間劇場