ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

引継ぎ

引継ぎって、引き継ぐ人が引き継がれる人に対して、資料なりなんなり準備してやるものだと思っていたけど、どうもそうじゃない流れになりつつある。その理由は、「今までの引継ぎ先の人はレベルが高かったから、あんまり説明も要らなかったけど、ここの人は一から十まで説明しないといけないから、そこまでの時間をかけるのがもったいない。」だそうです。
まあ、高慢な言い訳と捕らえざるを得ない発言ですが、仕方なく歩みよってみることに。
僕「別に一から十までの説明が欲しいわけじゃなくて、要件書から設計書を書くときに補ったこと、設計書からソースコードを書くときに補ったこと、つまり、今ある成果物を見ても分からないことを引き継いで欲しいのですが。」
が、これでも理解してもらえず。。仕方なしにさらに譲歩することに。
とりあえず今ある成果物を読み下して不明点を洗い出して、それを個別に質問するという形式になりました。つまり、引き継がれる人が引き継ぐ人に対してアクションを起こすという、逆の形になりました。
むしろ、両方向の流れがあるのであれば理解できるのですが、なんだかおかしいような気もします。「雇われる方は逃げの仕事をする傾向にある」とのことですが、そういうのの表れなんでしょうかねぇ。