プログラマとプロマネのあいだ

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「債券投資分析の基礎―利回り数理の解明」読了

債券投資分析の基礎―利回り数理の解明
基礎といいつつ、かなり難しいです。素人は、第二部の第八章「単利と複利」から読み始めるとよいと思います。
かなり素人っぽいことだけ書くと、複利の計算って、例えば100円の年利10%だったら、

  • 100 x 1.1 = 110
  • 110 x 1.1 = 121
  • 121 x 1.1 = 133.1

...
って、延々とやらなければいけないのかと思ってたのですが、

  • 100 x (1.1)^3 = 133.1

でいいんですね。初めて知りました(汗
この本ではとにかく、複利で発生する「利息が生む利息」の重要性を説いています。
短いスパンで見れば大したことのない利息でも、長期的な視野に立てば、それを再投資することによって得られる利息はかなり大きいということです。
つまり、クーポンを費消してしまうのは、損だということですね。すいませんでした。(いや、債券でクーポンもらったことないですけど。)
あと面白かったのは、「貨幣の現在価値」という概念。
さっきの100円の年利10%の例でいうと、現在の100円は3年後の133.1円になるということで、逆に考えると、3年後の100円は現在の75.13...円になるわけです。
投資して増やせる分、3年後の100円よりも、現在の100円の方が価値があるということになりますね。(もちろん、利息を費消したら意味ないですが。)
なんだか今持っているお金の価値がどんどんどんどん下がっているようで、結構ショック受けました。
投資家としては、まだまだひよっこですが、色々勉強していこうと思います。というか、知らぬが損って気もするし。