ITコンサルの日常

ITコンサル会社に勤務する普通のITエンジニアの日常です。

久々に読みたい本が現れた

しばらくソフトウェア業界系の読みたい本がなくて、
できる営業マンが必ず読む本―上司と部下がゼッタイ知っておくべき仕事マニュアル (知的生きかた文庫)
とか、
営業マン、17の完璧マニュアル―売上げ倍増へ最上の技術 (知的生きかた文庫)
を読んでました。
前者は、営業とかいいつつ、OJTの本だったりするのですが、上司の視点で色々書かれていて、普段下の身分である自分にとっては、興味深かったです。不景気で売れない、競争も激しいといった環境の中、いかに考えて、智恵を絞って、やっていくかという大事さを学んだと思います。
後者は、ばりばり営業向けの本で、営業とはなんたるかを切々と訴えられます。改めて、自分がいるソフトウェア業界は、ハードウェアやシステムを売っているのではなく、お客様が困っていることを解決するというサービスを売っているのだと実感しました。普段現場にどっぷり浸かっていると、なかなかこういう部分は見えないのですが、違う視点で見ることができて新鮮でした。
本文の一部を引用すると、

日本では、営業職は嫌われることが多いが、営業とは本来、人の「フ(不便・不満・不安・不快など「不」のつくこと)カ(課題)イ(イライラすること)ヨ(こうなってほしい、こうしたいという欲求・夢・願望など)」を解決し、医者や弁護士のように人から感謝される仕事なのだから、誇りをもってもらいたいと常々思っている。

というわけで、僕はあからさまにアヤシイものだと誤解していたわけですが、こう説明されると、営業も良い仕事だなと思えます。問題に対して解決策を提示するわけで、ある意味コンサルタントの資質さえ必要なのではないかと思います。奥深いですね。
ここまでは最近読んでた本で、読みたい本はこれ。
見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
「経験知」を伝える技術 ディープスマートの本質 (Harvard business school press)
とくに「経験知」を伝える技術〜の本は、いままさに引き継ぎ作業をやってる最中なので、かなり興味があります。もしかしたら後輩指導とかにも使えるかも知れないし。ソフトウェアテストPRESS読み終わったら読んでみようと思います。
→とりあえずAmazonで注文しました。