プログラマとプロマネのあいだ

プログラマもやるし、プロマネもやるし、たまに似非アーキとか営業っぽいこともやる

「俺様の宝石さ」読了

俺様の宝石さ―わがアメリカ横断紀行 (ちくま文庫)

俺様の宝石さ―わがアメリカ横断紀行 (ちくま文庫)

著者の浮谷東次郎が、高校卒業まであと数ヶ月というところで中途退学し、単身アメリカに留学しにいくというストーリー。


若き数学者のアメリカに近い時代かと思ったのですが、
こちらは1960年の話で、あちらは1970年の話ということで、10年もの差があるのですね。
本書内でたびたび、「なんで1ドル360円もするんだ」みたいな記述が出てきますが、
1971年までは1ドル360円固定だったんですね。


てっきりプラザ合意で切り上げされたのかと思っていたのですが、円 (通貨) - Wikipedia / 為替レート 米ドル - 円によると、1971年12月から1ドル308円になったんですね。


さて、本書ですが、浮谷東次郎のチャレンジャー精神の塊といった内容で、
異国の地で奮闘する姿が、日記と日本の家族へ宛てた手紙で綴られています。
印象的なのは、終盤に出てくるこの言葉。

いかにどれだけ自分がmature(人間として成熟しているか)であるかということです。英語を使うのは意ではありませんが、To stand on my own feet(自分の足で立つ)ということです。

20歳でこの考えはすばらしいなと。


海外は行く機会があれば、どんどん行った方が良いでしょうね。
若い人が読んだら色々刺激を受けて良さそうです。