「犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日」読了
犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)
- 作者: 柳田邦男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/06
- メディア: 文庫
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移植医療のための脳死判定を考えれば「脳死=死」なのでしょうけど、脳死と判定されても血圧、体温ともに正常を数日は保ち続けるってのは、死んだとは考え難いと思います。
僕も一時期、臓器提供意思表示カードを持ってましたが、今考えると何も考えてなかったなあと。
今この本を読み終えた直後では、正直持ちたくないというのが本音です。
自分の辛い体験を、本という形で世に出した筆者の精神力はすごいと思いました。