「発想法」読了
- 作者: 川喜田二郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1967/06/26
- メディア: 新書
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ざっくり言うと、観察と記録によって得られた雑多な情報を、
いかにして整理分類してまとめるかという方法論。
結果ありきのブレストだと、収束を見据えて議論するため、小さくまとまってしまう。
KJ法があれば、あとでまとめられるため、結論ありきのブレストをしなくて良い。
というところが、KJ法の大きな魅力のように思えた。
以下私見。
なんとなく、ファンクショナルアプローチとマインドマップに
似ているのかなあと思いました。
こういう方法があるのはいいのだけど、実践する機会がないと
自分に取って役に立たないのですよね。
まず誰しもがたじろぐのは、混沌たる野外的情報の圧力である。しかし、ここでたじろいでは
なにもならない。そのためには、あとへは退けない切実感へみずからを追いこむのがよい。KJ
法の訓練をするときには、「切実な課題」を選ぶことが、ひとつの鍵となろう。
っていうけども、まずはそういう題材を見つけるのが先決ですね。。