「金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか」読了
金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)
- 作者: 吉本佳生
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/05/17
- メディア: 新書
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実際の金融広告をデフォルメ化したものをサンプルに、
その金融商品の良し悪しについて、詳しい解説が書かれている。
いかに金融広告に落とし穴が多いことか、認識させられる。
しつこいようですが、金融機関は、勉強していない(勉強する気がない)客からいかに手数料を取るか、それこそ必死で工夫しています。客側としては、自力で十分に理解できないような金融商品に手を出すと、ムダな手数料をたっぷり支払わされる危険性が高い、と覚悟すべきです。
うわ、こんなこと書いちゃうんだって感じですが、
ほんと、知らないと損ってこともありますからね。
情報弱者とか呼ばれないように、勉強しましょう。
一つポイントだなと思ったのは、以下の部分。
話はちがいますが、中古車販売店でたったの2万円ポッキリで売られているクルマ(オモチャではありません)があるとしたら、どう思いますか。「ラッキー、いいモノみつけた」と思う人はあまりいないでしょう。ふつうは「ちゃんと走らないか、すぐに故障するか、とんでもない欠陥があるか、とにかく危なそうなクルマだ」と疑うはずです。
同じように、金融商品広告をみるときも、あまりに有利な商品の広告をみつけたら、まずは疑うべきです。
世の中おいしい話はないってことですよね。