ファンダメンタル分析とテクニカル分析は両方必要
ファンダメンタル分析とテクニカル分析。言葉としては知ってましたが、ファンダメンタル分析は長期投資に必要そうで、テクニカル分析は短期売買に必要そうっていうイメージでした。
というわけでこの本を読んでみたわけですが、自分の理解は、
- ファンダメンタル分析・・・銘柄選定に必要
- テクニカル分析・・・選定した銘柄をいつ買うかの判断をするのに必要
という感じ。仮にバイアンドホールドするにしても、やっぱりいつ買うかというタイミングは大事で、わざわざ下降トレンドで買う必要はないよってことだと思います。
タイトルに「ファンダメンタル投資」って入っているだけあって、ファンダメンタル分析については四季報の具体例でどこをチェックすべきかの解説だったり、PER/PBR/ROEなどの用語解説がとても良いです。一方で、テクニカル分析についても書かれており、タイミングをいかに外さないかの実践的知識が書かれています。
実際、この方法で買おうと思った銘柄を調べてみたところ財務がイマイチなことが分かり買うのをやめたり、財務は良くても高すぎると判断したり、自分の行動に影響を与えたという意味では、かなりの良書です。
というわけで、今後も株の売買をする際には、この本で得た知識を活かして実践していきたいと思います。